Fate/Zero 24 最初から…
切嗣(きりつぐ)♂(冷静,处劣势)
綺礼(きれい)♂(冷静,处优势)
======================================================================
(対峙する二人)
切嗣「…」
綺礼「ふん」
(綺礼に起源弾を撃つ切嗣)
切嗣「起源弾、被弾者の魔力は暴走し、自らの肉体を瞬時に死滅させる、」
(切嗣の起源弾を受け止める、死滅するところが、綺礼はスピードさえ落とさない)
切嗣「なに!?」
(綺礼に迫られる切嗣)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】、ダブルアクセル【Double Accel】…」
切嗣「っ…」
(二倍速で回避、距離をとる、今の出来事を整理する切嗣)
切嗣「起源弾が効かない、いや、なるほど、やつは令呪を魔力源としているのか、起源弾が効果を発揮した時にはもう、魔力源たる令呪がやつの腕から消失している、やつ自身の魔術回路が使用されない以上、起
源弾の魔力は効かない、だが命中さえすれば、屠るだけの威力はある」
(思いによらぬ回避に驚かずに、次の手を図る綺礼)
綺礼「次は逃げられると思うな、倍速で動くと分かったならば、そうわきまえた上で、間合いを見測るだけのコト」
(綺礼による高速なパンチ)
切嗣「っ!?速い」
(回避不能で心臓に命中)
切嗣「っ!あっ」
綺礼「ふ」
(切嗣がもう死んだと次の場所へ行こうとする綺礼に、アヴァロン【Avalon】の治癒能力のおかげで蘇た切嗣のキャリコ【Calico】による掃射)
(物理攻撃のキャリコ【Calico】の弾丸、当然魔術防御を身に纏う綺礼には一切効かない、だが)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】、ダブルアクセル【Double Accel】…」
(キャリコ【Calico】が弾丸切れ、切嗣は速やかにコンテンタ【Contender】を再装填、撃つ)
(起源弾を知らず、手でコンテンタ【Contender】の弾丸を受け止めようとする綺礼)
綺礼「っ!?…はっは、は、はっは、」
(アヴァロン【Avalon】の治癒能力が効いているとはいえ、つい先まで心臓がボロボロになった切嗣はやはり苦痛を感じた)
(再び対峙する二人)
切嗣「っぁ、…近接戦闘ではこちらが圧倒的に不利、キャリコ【Calico】を喪失、コンテンタ【Contender】は再装填が必要、だが、アヴァロン【Avalon】…」
綺礼「心臓を破壊しても即時再生するほどの回復力、ならば脳を破壊する、だが、こちらの右腕は使えない」
切嗣「アヴァロン【Avalon】の治癒能力は自傷に対しても有効、残る武装はナイフ一本と、手榴弾2つ」
綺礼「黒鍵の残数はあと十二本、予備令呪は残り8格」
(加速する切嗣)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】…」
(2倍速だと踏んで間合いを見測る綺礼)
綺礼「ふ…」
切嗣「トリプルアクセル【Triple Accel】」
(思わぬ三倍速、加えて装填されていない銃による打撃に驚き、綺礼は反射的に、もうボロボロになった右腕でそれを受け止める)
綺礼「っ!?……ぅあ!」
(もしかして片手の綺礼に近接も勝てるかもしれないと、切嗣はナイフで綺礼に切り下ろす、だが)
切嗣「っっ!!」
(綺礼は左手だけでもそれを受け止めきれる、そして、足を使って、ナイフを使うの一心になった切嗣のバランスを崩す)
(バランスが崩され、これといったピンチ他にない頃、三倍速はもう逃げ切れないと、切嗣は)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】、スクエアアクセル【Square Accel】!!」
(四倍速に突入、切嗣は回避する同時にナイフを綺礼の太ももに投げつける、命中)
綺礼「っ…」
(ナイフに刺され、一瞬立てられなくなった綺礼から、切嗣は再び距離を取り、コンテンタ【Contender】を再装填、照準)
(痛みは一瞬だけのもの、綺礼も切嗣と同時に黒鍵を準備し、迫る)
(だが…)
======================================================================
翻訳と振り仮名
翻译与注音
======================================================================
(対峙(たいじ)する二人(ふたり))
(两人对峙着)
切嗣「…」
切嗣(无语)
綺礼「ふん」
绮礼(充满自信与诡异的一笑)
(綺礼に起源弾(きげんだん)を撃(う)つ切嗣)
(切嗣朝着绮礼射去起源弹)
切嗣「起源弾(きげんだん)、被弾者(ひだんしゃ)の魔力(まりょく)は暴走(ぼうそう)し、自(みずか)らの肉体(にくたい)を瞬時(しゅんじ)に死滅(しめつ)させる、」
切嗣“起源弹,使中弹者的魔力暴走,令其肉体瞬间崩坏”
(切嗣の起源弾(きげんだん)を受(う)け止(と)める、死滅(しめつ)するところが、綺礼(きれい)はスピードさえ落(お)とさない)
(接下切嗣的起源弹,且不说有没有肉体崩坏,绮礼连接近的速度都丝毫不减)
切嗣「なに!?」
切嗣“什么!?”
(綺礼に迫(さま)られる切嗣)
(被绮礼逼近的切嗣)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】、ダブルアクセル【Double Accel】…」
切嗣“【Time Alter】固有时制御,【Double Accel】双倍速”
切嗣「っ…」
切嗣(极限躲避时发出的呻吟)
(二倍速(にばいそく)で回避(かいひ)、距離(きょり)をとる、今(いま)の出来事(できこと)を整理(せいり)する切嗣)
(切嗣用二倍速躲闪了攻击并与绮礼拉开距离,开始整理刚才发生的事情)
切嗣「起源弾(きげんだん)が効(き)かない、いや、なるほど、やつは令呪(れいじゅ)を魔力源(まりょくげん)としているのか、起源弾(きげんだん)が効果(こうか)を発揮(はっき)した時(とき)にはもう、魔力源(まりょくげん)たる令呪(れいじゅ)がやつの腕(うで)から消失(しょうしつ)している、やつ自身(じしん)の魔術回路(まじゅつかいろ)が使用(しよう)されない以上(いじょう)、起源弾(きげんだん)の魔力(まりょく)は効(き)かない、だが命中(めいちゅう)さえすれば、屠(ほふ)るだけの威力(いりょく)はある」
切嗣“起源弹没有起效果,不,原来如此,那家伙使用令咒来当做魔力源么,那么起源弹在发挥效果的时候,作为魔力源的令咒已经从他的手臂上消失了,如果那家伙不用自己的魔法回路的话,起源弹是起不了作用的
,不过只要能命中他本人的话,还是能出致残程度的威力”
(思(おも)いによらぬ回避(かいひ)に驚(おどろ)かずに、次(つぎ)の手(て)を図(はか)る綺礼)
(对意想之外的躲闪好不感到惊讶,绮礼开始考虑下一次攻击)
綺礼「次(つぎ)は逃(に)げられると思(おも)うな、倍速(ばいそく)で動(うご)くと分(わ)かったならば、そうわきまえた上(うえ)で、間合(まあ)いを見測(みはか)るだけのコト」
绮礼“别以为能逃过下次,既然知道了你是以倍速在移动的话,只需要在此之上对你的行动作出预测便可”
(綺礼による高速(こうそく)なパンチ)
(绮礼打出一记高速拳击)
切嗣「っ!?速(はや)い」
切嗣“!?好快”
(回避不能(かいひふのう)で心臓(しんぞう)に命中(めいちゅう))
(毫无回避的余地,这拳直接命中了切嗣的心脏)
切嗣「っ!あっ」
切嗣“!!额啊!”
綺礼「ふ」
绮礼(发招完后的叹气)
(切嗣がもう死(し)んだと次(つぎ)の場所(ばしょ)へ行(い)こうとする綺礼に、アヴァロン【Avalon】の治癒能力(ちゆのうりょく)のおかげで蘇(よみがえ)た切嗣のキャリコ【Calico】による掃射(
そうしゃ))
(认为切嗣已死的绮礼准备离开此地,这时借助【Avalon】遗世独立的理想乡的治愈能力复活的切嗣使用【Calico】(机枪的名字)对绮礼进行扫射)
(物理攻撃(ぶつりこうげき)のキャリコ【Calico】の弾丸(だんがん)、当然(とうぜん)魔術防御(まじゅつぼうぎょ)を身(み)に纏(まと)う綺礼には一切(いっさい)効(き)かない、だが)
(【Calico】的子弹只是普通的物理攻击,当然对于备好一身防御魔法的绮礼毫无作用,但是)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】、ダブルアクセル【Double Accel】…」
切嗣“【Time Alter】固有时制御,【Double Accel】双倍速…”
(キャリコ【Calico】が弾丸(だんがん)切(き)れ、切嗣は速(すみ)やかにコンテンタ【Contender】を再装填(さいそうてん)、撃(う)つ)
(把【Calico】的子弹打完,切嗣迅速地给【Contender】(魔法枪的名字)再装填,射击)
(起源弾(きげんだん)を知(し)らず、手(て)でコンテンタ【Contender】の弾丸(だんがん)を受(う)け止(と)めようとする綺礼)
(对起源弹毫不知情的绮礼企图用手刀去挡住【Contender】的子弹)
綺礼「っ!?…はっは、は、はっは、」
绮礼“!!? (自我调整的呼吸音)”
(アヴァロン【Avalon】の治癒能力(ちゆのうりょく)が効(き)いているとはいえ、つい先(さき)まで心臓(しんぞう)がボロボロになった切嗣はやはり苦痛(くつう)を感(かん)じた)
(虽说【Avalon】遗世独立的理想乡的治愈能力很有效,但是对于刚刚心脏还是破损状态的切嗣来说,现在的感觉还真不好受)
(再(ふたた)び対峙(たいじ)する二人(ふたり))
(再次对峙的两人)
切嗣「っぁ、…近接戦闘(きんせつせんとう)ではこちらが圧倒的(あっとうてき)に不利(ふり)、キャリコ【Calico】を喪失(そうしつ)、コンテンタ【Contender】は再装填(さいそうてん)が必要(ひつ
よう)、だが、アヴァロン【Avalon】…」
切嗣“(疼痛的微微的呻吟),…近身战斗对我来说十分不利,没有了【Calico】,【Contender】需要再装填,但是,【Avalon】遗世独立的理想乡…”
綺礼「心臓(しんぞう)を破壊(はかい)しても即時(そくじ)再生(さいせい)するほどの回復力(かいふくりょく)、ならば脳(のう)を破壊(はかい)する、だが、こちらの右腕(みぎうで)は使(つか)
えない」
绮礼“即使是心脏被破坏了还能即使再生的恢复力,那么就把脑部破坏,但是,我的右臂不能用了”
切嗣「アヴァロン【Avalon】の治癒能力(ちゆのうりょく)は自傷(じしょう)に対(たい)しても有効(ゆうこう)、残(のこ)る武装(ぶそう)はナイフ一本(いっぼん)と、手榴弾(しゅりゅうだん)2つ
」
切嗣“【Avalon】遗世独立的理想乡的治愈能力对自伤也有效,剩下的武装还有小刀一把,手榴弹两个”
綺礼「黒鍵(こっけん)の残数(ざんす)はあと十二本(じゅうにほん)、予備(よび)令呪(れいじゅ)は残(のこ)り8格(かく)」
绮礼“黑键还剩下十二根,备用令咒还有八道”
(加速(かそく)する切嗣)
(切嗣加速)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】…」
切嗣“【Time Alter】固有时制御…”
(2倍速(ばいそく)だと踏(ふ)んで間合(まあ)いを見測(みはか)る綺礼)
(认为切嗣将以两倍速袭来做好准备的绮礼)
綺礼「ふ…」
绮礼(做好准备淡定的呼吸音)
切嗣「トリプルアクセル【Triple Accel】」
切嗣“【Triple Accel】三倍速”
(思(おも)わぬ三倍速(さんばいそく)、加(くわ)えて装填(そうてん)されていない銃(じゅう)による打撃(だげき)に驚(おどろ)き、綺礼は反射的(はんしゃてき)に、もうボロボロになった右腕(
みぎうで)でそれを受(う)け止(と)める)
(料想意外的三倍速,再加上切嗣竟然直接用没有子弹的枪械砸过来,绮礼反射性的就用已经受到重伤的右臂来做了格挡)
綺礼「っ!?……ぅあ!」
绮礼“!!?……(手臂好痛好痛的呻吟)”
(もしかして片手(かたて)の綺礼(きれい)に近接(きんせつ)も勝(か)てるかもしれないと、切嗣はナイフで綺礼に切(き)り下(お)ろす、だが)
(或许对着单手的绮礼的话近战还是可以纳入考虑的,切嗣或许是这么想,于是对着绮礼一顿乱砍,但是)
切嗣「っっ!!」
切嗣(使劲砍都砍不到的呻吟)
(綺礼は左手(ひだりて)だけでもそれを受(う)け止(と)めきれる、そして、足(あし)を使(つか)って、ナイフを使(つか)うの一心(いっしん)になった切嗣のバランスを崩(くず)す)
(绮礼只用左手就把切嗣的乱砍给接住了,并且还用脚去绊了一下切嗣)
(バランスが崩(くず)され、これといったピンチ他(ほか)にない頃(ころ)、三倍速(さんばいそく)はもう逃(に)げ切(き)れないと、切嗣は)
(切嗣失去平衡,此时可谓千钧一发,三倍速已经被看过了,于是切嗣)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】、スクエアアクセル【Square Accel】!!」
切嗣“【Time Alter】固有时制御,【Square Accel】四倍速!!”
(四倍速(よんばいそく)に突入(とつにゅう)、切嗣は回避(かいひ)する同時(どうじ)にナイフを綺礼の太(ふと)ももに投(な)げつける、命中(めいちゅう))
(强使4倍速,切嗣在闪避的同时把小刀扔到了绮礼的大腿上)
綺礼「っ…」
绮礼(被小刀扎了一下大腿的呻吟)
(ナイフに刺(さ)され、一瞬(いっしゅん)立(た)てられなくなった綺礼から、切嗣は再(ふたた)び距離(きょり)を取(と)り、コンテンタ【Contender】を再装填(さいそうてん)、照準(しょうじゅ
ん))
(被小刀扎到大腿,绮礼一时没站住切嗣便再度与其拉开距离,把【Contender】再装填,瞄准)
(痛(いた)みは一瞬(いっしゅん)だけのもの、綺礼も切嗣と同時(どうじ)に黒鍵(こっけん)を準備(しゅんび)し、迫(せま)る)
(疼痛只是一瞬,绮礼在切嗣动手的同时也准备好黑键,进攻)
(だが…)
(这时...)
切嗣(きりつぐ)♂(冷静,处劣势)
綺礼(きれい)♂(冷静,处优势)
======================================================================
(対峙する二人)
切嗣「…」
綺礼「ふん」
(綺礼に起源弾を撃つ切嗣)
切嗣「起源弾、被弾者の魔力は暴走し、自らの肉体を瞬時に死滅させる、」
(切嗣の起源弾を受け止める、死滅するところが、綺礼はスピードさえ落とさない)
切嗣「なに!?」
(綺礼に迫られる切嗣)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】、ダブルアクセル【Double Accel】…」
切嗣「っ…」
(二倍速で回避、距離をとる、今の出来事を整理する切嗣)
切嗣「起源弾が効かない、いや、なるほど、やつは令呪を魔力源としているのか、起源弾が効果を発揮した時にはもう、魔力源たる令呪がやつの腕から消失している、やつ自身の魔術回路が使用されない以上、起
源弾の魔力は効かない、だが命中さえすれば、屠るだけの威力はある」
(思いによらぬ回避に驚かずに、次の手を図る綺礼)
綺礼「次は逃げられると思うな、倍速で動くと分かったならば、そうわきまえた上で、間合いを見測るだけのコト」
(綺礼による高速なパンチ)
切嗣「っ!?速い」
(回避不能で心臓に命中)
切嗣「っ!あっ」
綺礼「ふ」
(切嗣がもう死んだと次の場所へ行こうとする綺礼に、アヴァロン【Avalon】の治癒能力のおかげで蘇た切嗣のキャリコ【Calico】による掃射)
(物理攻撃のキャリコ【Calico】の弾丸、当然魔術防御を身に纏う綺礼には一切効かない、だが)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】、ダブルアクセル【Double Accel】…」
(キャリコ【Calico】が弾丸切れ、切嗣は速やかにコンテンタ【Contender】を再装填、撃つ)
(起源弾を知らず、手でコンテンタ【Contender】の弾丸を受け止めようとする綺礼)
綺礼「っ!?…はっは、は、はっは、」
(アヴァロン【Avalon】の治癒能力が効いているとはいえ、つい先まで心臓がボロボロになった切嗣はやはり苦痛を感じた)
(再び対峙する二人)
切嗣「っぁ、…近接戦闘ではこちらが圧倒的に不利、キャリコ【Calico】を喪失、コンテンタ【Contender】は再装填が必要、だが、アヴァロン【Avalon】…」
綺礼「心臓を破壊しても即時再生するほどの回復力、ならば脳を破壊する、だが、こちらの右腕は使えない」
切嗣「アヴァロン【Avalon】の治癒能力は自傷に対しても有効、残る武装はナイフ一本と、手榴弾2つ」
綺礼「黒鍵の残数はあと十二本、予備令呪は残り8格」
(加速する切嗣)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】…」
(2倍速だと踏んで間合いを見測る綺礼)
綺礼「ふ…」
切嗣「トリプルアクセル【Triple Accel】」
(思わぬ三倍速、加えて装填されていない銃による打撃に驚き、綺礼は反射的に、もうボロボロになった右腕でそれを受け止める)
綺礼「っ!?……ぅあ!」
(もしかして片手の綺礼に近接も勝てるかもしれないと、切嗣はナイフで綺礼に切り下ろす、だが)
切嗣「っっ!!」
(綺礼は左手だけでもそれを受け止めきれる、そして、足を使って、ナイフを使うの一心になった切嗣のバランスを崩す)
(バランスが崩され、これといったピンチ他にない頃、三倍速はもう逃げ切れないと、切嗣は)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】、スクエアアクセル【Square Accel】!!」
(四倍速に突入、切嗣は回避する同時にナイフを綺礼の太ももに投げつける、命中)
綺礼「っ…」
(ナイフに刺され、一瞬立てられなくなった綺礼から、切嗣は再び距離を取り、コンテンタ【Contender】を再装填、照準)
(痛みは一瞬だけのもの、綺礼も切嗣と同時に黒鍵を準備し、迫る)
(だが…)
======================================================================
翻訳と振り仮名
翻译与注音
======================================================================
(対峙(たいじ)する二人(ふたり))
(两人对峙着)
切嗣「…」
切嗣(无语)
綺礼「ふん」
绮礼(充满自信与诡异的一笑)
(綺礼に起源弾(きげんだん)を撃(う)つ切嗣)
(切嗣朝着绮礼射去起源弹)
切嗣「起源弾(きげんだん)、被弾者(ひだんしゃ)の魔力(まりょく)は暴走(ぼうそう)し、自(みずか)らの肉体(にくたい)を瞬時(しゅんじ)に死滅(しめつ)させる、」
切嗣“起源弹,使中弹者的魔力暴走,令其肉体瞬间崩坏”
(切嗣の起源弾(きげんだん)を受(う)け止(と)める、死滅(しめつ)するところが、綺礼(きれい)はスピードさえ落(お)とさない)
(接下切嗣的起源弹,且不说有没有肉体崩坏,绮礼连接近的速度都丝毫不减)
切嗣「なに!?」
切嗣“什么!?”
(綺礼に迫(さま)られる切嗣)
(被绮礼逼近的切嗣)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】、ダブルアクセル【Double Accel】…」
切嗣“【Time Alter】固有时制御,【Double Accel】双倍速”
切嗣「っ…」
切嗣(极限躲避时发出的呻吟)
(二倍速(にばいそく)で回避(かいひ)、距離(きょり)をとる、今(いま)の出来事(できこと)を整理(せいり)する切嗣)
(切嗣用二倍速躲闪了攻击并与绮礼拉开距离,开始整理刚才发生的事情)
切嗣「起源弾(きげんだん)が効(き)かない、いや、なるほど、やつは令呪(れいじゅ)を魔力源(まりょくげん)としているのか、起源弾(きげんだん)が効果(こうか)を発揮(はっき)した時(とき)にはもう、魔力源(まりょくげん)たる令呪(れいじゅ)がやつの腕(うで)から消失(しょうしつ)している、やつ自身(じしん)の魔術回路(まじゅつかいろ)が使用(しよう)されない以上(いじょう)、起源弾(きげんだん)の魔力(まりょく)は効(き)かない、だが命中(めいちゅう)さえすれば、屠(ほふ)るだけの威力(いりょく)はある」
切嗣“起源弹没有起效果,不,原来如此,那家伙使用令咒来当做魔力源么,那么起源弹在发挥效果的时候,作为魔力源的令咒已经从他的手臂上消失了,如果那家伙不用自己的魔法回路的话,起源弹是起不了作用的
,不过只要能命中他本人的话,还是能出致残程度的威力”
(思(おも)いによらぬ回避(かいひ)に驚(おどろ)かずに、次(つぎ)の手(て)を図(はか)る綺礼)
(对意想之外的躲闪好不感到惊讶,绮礼开始考虑下一次攻击)
綺礼「次(つぎ)は逃(に)げられると思(おも)うな、倍速(ばいそく)で動(うご)くと分(わ)かったならば、そうわきまえた上(うえ)で、間合(まあ)いを見測(みはか)るだけのコト」
绮礼“别以为能逃过下次,既然知道了你是以倍速在移动的话,只需要在此之上对你的行动作出预测便可”
(綺礼による高速(こうそく)なパンチ)
(绮礼打出一记高速拳击)
切嗣「っ!?速(はや)い」
切嗣“!?好快”
(回避不能(かいひふのう)で心臓(しんぞう)に命中(めいちゅう))
(毫无回避的余地,这拳直接命中了切嗣的心脏)
切嗣「っ!あっ」
切嗣“!!额啊!”
綺礼「ふ」
绮礼(发招完后的叹气)
(切嗣がもう死(し)んだと次(つぎ)の場所(ばしょ)へ行(い)こうとする綺礼に、アヴァロン【Avalon】の治癒能力(ちゆのうりょく)のおかげで蘇(よみがえ)た切嗣のキャリコ【Calico】による掃射(
そうしゃ))
(认为切嗣已死的绮礼准备离开此地,这时借助【Avalon】遗世独立的理想乡的治愈能力复活的切嗣使用【Calico】(机枪的名字)对绮礼进行扫射)
(物理攻撃(ぶつりこうげき)のキャリコ【Calico】の弾丸(だんがん)、当然(とうぜん)魔術防御(まじゅつぼうぎょ)を身(み)に纏(まと)う綺礼には一切(いっさい)効(き)かない、だが)
(【Calico】的子弹只是普通的物理攻击,当然对于备好一身防御魔法的绮礼毫无作用,但是)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】、ダブルアクセル【Double Accel】…」
切嗣“【Time Alter】固有时制御,【Double Accel】双倍速…”
(キャリコ【Calico】が弾丸(だんがん)切(き)れ、切嗣は速(すみ)やかにコンテンタ【Contender】を再装填(さいそうてん)、撃(う)つ)
(把【Calico】的子弹打完,切嗣迅速地给【Contender】(魔法枪的名字)再装填,射击)
(起源弾(きげんだん)を知(し)らず、手(て)でコンテンタ【Contender】の弾丸(だんがん)を受(う)け止(と)めようとする綺礼)
(对起源弹毫不知情的绮礼企图用手刀去挡住【Contender】的子弹)
綺礼「っ!?…はっは、は、はっは、」
绮礼“!!? (自我调整的呼吸音)”
(アヴァロン【Avalon】の治癒能力(ちゆのうりょく)が効(き)いているとはいえ、つい先(さき)まで心臓(しんぞう)がボロボロになった切嗣はやはり苦痛(くつう)を感(かん)じた)
(虽说【Avalon】遗世独立的理想乡的治愈能力很有效,但是对于刚刚心脏还是破损状态的切嗣来说,现在的感觉还真不好受)
(再(ふたた)び対峙(たいじ)する二人(ふたり))
(再次对峙的两人)
切嗣「っぁ、…近接戦闘(きんせつせんとう)ではこちらが圧倒的(あっとうてき)に不利(ふり)、キャリコ【Calico】を喪失(そうしつ)、コンテンタ【Contender】は再装填(さいそうてん)が必要(ひつ
よう)、だが、アヴァロン【Avalon】…」
切嗣“(疼痛的微微的呻吟),…近身战斗对我来说十分不利,没有了【Calico】,【Contender】需要再装填,但是,【Avalon】遗世独立的理想乡…”
綺礼「心臓(しんぞう)を破壊(はかい)しても即時(そくじ)再生(さいせい)するほどの回復力(かいふくりょく)、ならば脳(のう)を破壊(はかい)する、だが、こちらの右腕(みぎうで)は使(つか)
えない」
绮礼“即使是心脏被破坏了还能即使再生的恢复力,那么就把脑部破坏,但是,我的右臂不能用了”
切嗣「アヴァロン【Avalon】の治癒能力(ちゆのうりょく)は自傷(じしょう)に対(たい)しても有効(ゆうこう)、残(のこ)る武装(ぶそう)はナイフ一本(いっぼん)と、手榴弾(しゅりゅうだん)2つ
」
切嗣“【Avalon】遗世独立的理想乡的治愈能力对自伤也有效,剩下的武装还有小刀一把,手榴弹两个”
綺礼「黒鍵(こっけん)の残数(ざんす)はあと十二本(じゅうにほん)、予備(よび)令呪(れいじゅ)は残(のこ)り8格(かく)」
绮礼“黑键还剩下十二根,备用令咒还有八道”
(加速(かそく)する切嗣)
(切嗣加速)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】…」
切嗣“【Time Alter】固有时制御…”
(2倍速(ばいそく)だと踏(ふ)んで間合(まあ)いを見測(みはか)る綺礼)
(认为切嗣将以两倍速袭来做好准备的绮礼)
綺礼「ふ…」
绮礼(做好准备淡定的呼吸音)
切嗣「トリプルアクセル【Triple Accel】」
切嗣“【Triple Accel】三倍速”
(思(おも)わぬ三倍速(さんばいそく)、加(くわ)えて装填(そうてん)されていない銃(じゅう)による打撃(だげき)に驚(おどろ)き、綺礼は反射的(はんしゃてき)に、もうボロボロになった右腕(
みぎうで)でそれを受(う)け止(と)める)
(料想意外的三倍速,再加上切嗣竟然直接用没有子弹的枪械砸过来,绮礼反射性的就用已经受到重伤的右臂来做了格挡)
綺礼「っ!?……ぅあ!」
绮礼“!!?……(手臂好痛好痛的呻吟)”
(もしかして片手(かたて)の綺礼(きれい)に近接(きんせつ)も勝(か)てるかもしれないと、切嗣はナイフで綺礼に切(き)り下(お)ろす、だが)
(或许对着单手的绮礼的话近战还是可以纳入考虑的,切嗣或许是这么想,于是对着绮礼一顿乱砍,但是)
切嗣「っっ!!」
切嗣(使劲砍都砍不到的呻吟)
(綺礼は左手(ひだりて)だけでもそれを受(う)け止(と)めきれる、そして、足(あし)を使(つか)って、ナイフを使(つか)うの一心(いっしん)になった切嗣のバランスを崩(くず)す)
(绮礼只用左手就把切嗣的乱砍给接住了,并且还用脚去绊了一下切嗣)
(バランスが崩(くず)され、これといったピンチ他(ほか)にない頃(ころ)、三倍速(さんばいそく)はもう逃(に)げ切(き)れないと、切嗣は)
(切嗣失去平衡,此时可谓千钧一发,三倍速已经被看过了,于是切嗣)
切嗣「タイムアルター【Time Alter】、スクエアアクセル【Square Accel】!!」
切嗣“【Time Alter】固有时制御,【Square Accel】四倍速!!”
(四倍速(よんばいそく)に突入(とつにゅう)、切嗣は回避(かいひ)する同時(どうじ)にナイフを綺礼の太(ふと)ももに投(な)げつける、命中(めいちゅう))
(强使4倍速,切嗣在闪避的同时把小刀扔到了绮礼的大腿上)
綺礼「っ…」
绮礼(被小刀扎了一下大腿的呻吟)
(ナイフに刺(さ)され、一瞬(いっしゅん)立(た)てられなくなった綺礼から、切嗣は再(ふたた)び距離(きょり)を取(と)り、コンテンタ【Contender】を再装填(さいそうてん)、照準(しょうじゅ
ん))
(被小刀扎到大腿,绮礼一时没站住切嗣便再度与其拉开距离,把【Contender】再装填,瞄准)
(痛(いた)みは一瞬(いっしゅん)だけのもの、綺礼も切嗣と同時(どうじ)に黒鍵(こっけん)を準備(しゅんび)し、迫(せま)る)
(疼痛只是一瞬,绮礼在切嗣动手的同时也准备好黑键,进攻)
(だが…)
(这时...)